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2025年

明けましておめでとうございます。

年越しは初めて山の中。


八ヶ岳の南部、権現岳近くには「旭岳」と言う小ピークが有り、ここでビバークして初日の出を迎えようと考えてました。


ただ予報と違って吹き荒れるストームで体感温度は下がり手の感覚は麻痺、山頂直下からテン場に戻り幕営。既に心は折れかける…

夜もテントがひっくり返りそうな暴風でほぼ一睡もできずなんならこのままヘッデン付けて下山しようかと考えるも翌日の好天を信じて朝3時、暴風は止まず撤収、気温マイナス21℃。


一年の計は…ともいうけど嵐のスタートだしとりわけ目的が達成できなかったことに今年の運勢を不安に思うけどもこんな日もあるさと言い聞かせる。


この旭岳、面白いのは今でこそ山頂として同定されているけど古い文献(孤高の道しるべ)とでは位置が異なること。

山麓の言い伝えでは「東ギボシ」で過去のblogに書いた権現岳の少し西側。

麓の阿久遺跡には二十四節気のとある日に旭岳から陽が登ると言うのも偶像崇拝が盛んな縄文文化らしい。

下山時に晴れると言う…


嵐のせいで冬季避難小屋で2日間も停滞していたと言う若者と下山。

既にこれを書きながらいつリベンジしようかと考えてる。


今年もよろしくお願いします🤗

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